小泉八雲・朗読の夕べ「稀人(まろうど)―彼方より訪れしもの」ダブリン、ウォーターフォード、ゴールウェイ 3都市で上演

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日本を代表する俳優佐野史郎とギタリスト山本恭司による「小泉八雲・朗読の夕べ」は毎年松江で開催され、今年で10回を数えます。10月には「稀人(まろうど)―彼方より訪れしもの」と題してアイルランド国内3か所での公演が予定されています。昨年のギリシャ公演では800人を動員し、言葉の壁を越え聴衆を感動の渦に巻き込みました。

この朗読パフォーマンスは、世界に向けてハーン文学とそこに込められたハーンの精神性を紹介するという大きな役割を担っており、神話や伝説、民間伝承や伝統音楽が「言葉」や「耳」によって後世に受け継がれてきた口承文芸が色濃く残るアイルランドでの公演は、大変意義深いものとなるでしょう。

ラフカディオ・ハーンの曾孫、小泉凡のレクチャー(ダブリン、ウォーターフォードのみ)とともに、ハーン文学の世界をお楽しみください。

ダブリン

st-ann's-church日時:2015年10月9日(金)13:30—
会場:セント・アンズ・チャーチ(ダブリン市)
観覧料:10ユーロ(ドアチャージ)
問い合わせ先:st.anns.music@gmail.com
www.stann.dublin.anglican.org/concerts

Concerts | St Ann’s Church of Ireland

ウォーターフォード

garter-lane-arts-centre日時:2015年10月11日(日)15:00—
会場:ガーター・レーン・アート・センター(ウォーターフォード市)
観覧無料
問い合わせ先:051 855038
www.garterlane.ie
Well: A Festival of Arts & Wellbeing in Waterford

Garter Lane Arts Centre, Waterford, Ireland

ゴールウェイ

nun's-Island-theatre日時:2015年10月13日(火)18:30—
会場:ナンズ・アイランド・シアター(ゴールウェイ市)
語り:Rab Swannock Fulton
アイルランド音楽:Anders Trabjerg & Mayo Yanachi
観覧料:10ユーロ
問い合わせ先:091 565886
www.galwayartscentre.ie

The Open Mind of Patrick Lafcadio Hearn – Coming Home Lafcadio Hearn


プログラム

  1. 弟への手紙(『アトランティック・マンスリー』1923年1月号)
  2. ひまわり(『怪談』1904年)
  3. 私の守護天使(エリザベス・ビスランド『ラフカディオ・ハーンの生涯と手紙』1906年)
  4. むじな(『怪談』1904年)
  5. ちんちん小袴(『日本のおとぎ話集』1903年)
  6. 生神(『仏の畠の落ち穂』1897年)
  7. ひまわり(『怪談』1904年)

解説

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佐野史郎
さの・しろう……俳優

sano2島根県松江市出身。
1975年、劇団シェイクスピア・シアターの創立に参加。1980年より劇団状況劇場(唐十郎主宰)を経て、1986年林海象監督「夢みるように眠りたい」で映画主演デビュー。1999年、映画「カラオケ」で初監督。2006年、植田正治の写真をモンタージュした映像作品「つゆのひとしずく」を監督。アレクサンドル・ソクーロフ監督「太陽」、カン・ジェギュ監督「マイウェイ」など海外作品にも出演。これまでの出演作品は110本を超える。
幼少期から幻想怪奇の世界に親しみ、松江ゆかりのラフカディオ・ハーン=小泉八雲にも惹かれていた。映像の仕事にたずさわるようになり、ますます小泉八雲作品と関わる機会も増え、2006年に松江で始まった小泉八雲の朗読は今やライフワークとなっている。BOW WOWの山本恭司とは松江南高校の同級生で、音楽を通じて当時から深く親交が続いている。
2009年にはラフカディオ・ハーンの初版全集(全16巻)をThe American Collage of Greeceに寄贈した。

山本恭司
やまもと・きょうじ……ギタリスト・ミュージシャン

yamamoto島根県松江市生まれ。
15歳でギターをはじめ、18歳でヤマハ・ネム音楽院に入学。その頃より天才ギタリストとしての呼び声高く、在学中にBOW WOWのリード・ギタリスト、リード・ボーカリストに抜擢される。
デビュー当時は、キッスやエアロスミスとのツアーが大きな話題を呼び、豪快で圧倒的なサウンドとギターテクニックにより常に日本のロック・シーンをリードしてきた。その後、VOW WOWを結成しロンドンをベースにヨーロッパ、アメリカで約4年間活動。イギリスでチャートインするなど海外での評価も高く、海外有名アーティストへの影響力も大きい。
バンド活動以外にも、ギター・インストゥルメンタル・アルバムのリリースやジャズ・フュージョン系ミュージシャンとのセッション、アコースティックの弾き語り、最近では俳優・佐野史郎との「朗読の夕べ」の音楽を担当するなど、他アーティストのプロデュースに至るまで、その幅広い音楽性を武器に世界の音楽シーンで活躍している。

小泉凡
こいずみ・ぼん……島根県立大学教授、小泉八雲曾孫

koizumi2東京生まれ。成城大学・同大学院で民俗学を専攻。1987年に松江に赴任。
島根女子短期大学講師・助教授を経て2009年から現職。
文化資源を発掘し観光に生かす実践研究や子どもの五感力育成をめざすプロジェクト「子ども塾―スーパーへるんさん講座」の塾長として活動して12年目を迎える。また、松江ゴーストツアーをはじめ日本各地でゴーストツアーを展開するなど、観光文化・教育の振興に寄与している。
近年は、小泉八雲の足跡をたどり世界中のゆかりの地でハーンのオープン・マインドを顕彰する様々なイベントを開催し、都市間の緩やかな連携を築きつつある。
現在、島根県立大学短期大学部教授、小泉八雲記念館顧問、焼津小泉八雲記念館名誉館長。小泉八雲の直系のひ孫にあたる。主著『民俗学者・小泉八雲』(恒文社)、『怪談四代記―八雲のいたずら』(講談社、2014年7月)ほか。


Lafcadio Hearn Reading Performance 小泉八雲・朗読の夕べ

主催:山陰日本アイルランド協会
共催:在アイルランド日本国大使館
協力・後援:東横イン、KINKODO Ltd.、FEXCO、松江市、セント・アンズ・チャーチ、ガーター・レーン・アート・センター、ナンズ・アイランド・シアター、駐日アイルランド大使館、Galway 2020、Wa Café、山陰中央新報社、Fáilte Ireland/Tourism Ireland、高嶋敏展

山陰日本アイルランド協会   在アイルランド日本国大使館   東横イン   FEXCO   松江市   ガーター・レーン・アート・センター   駐日アイルランド大使館   Galway 2020   Wa Café   山陰中央新報社

原作:小泉八雲
朗読・脚本:佐野史郎
音楽:山本恭司
監修・ナビゲーター:小泉凡
字幕制作:ヘザー・ディクソン
舞台監督:錦織伸行
助監督:西川徹
プロデューサー:小泉祥子