小泉八雲庭園フレンドシップ・イベント

2015年6月26日にオープンしたこの庭園は、幼年時代に大叔母サラ・ブレナンと一緒によく訪れ泳ぎを覚えたり、ケルトの昔話をたくさん聞いたりして過ごした思い出の地トラモアにあります。庭園は、ハーンの人生を表現した9つのテーマからなり、日本庭園というよりも、アイルランド人の手によって作られた、ハーンが描いた日本の精神が宿る庭園です。

10月には、日本はじめ世界各国から「オープン・マインド・オブ・ラフカディオ・ハーン」の訪問団が庭園を訪問し、「ラフカディオ・ハーンの集い」が行われます。


ウォーターフォード市長主催の歓迎レセプション

日時:2015年10月9日(金)19:00
会場:ウォーターフォード・シティ・ホール(ウォーターフォード市)


小泉八雲のレリーフ除幕式

倉澤實「小泉八雲のレリーフ」
倉澤實「小泉八雲のレリーフ」
日時:2015年10月10日(土)11:00
会場:小泉八雲庭園(トラモア市)

ハーンが最も愛した町のひとつ、島根県松江市は小泉八雲記念館を所有するとともに、ハーンを地域の文化資源として町の活性化に活用している先進市です。展覧会「オープン・マインド・オブ・ラフカディオ・ハーン」を世界各地で主催してきたことから、今回は庭園に友好の絆として倉澤實作「小泉八雲のレリーフ」(2010年)を寄贈することに決めました。


小展覧会「ラフカディオ・ハーン:トラモアから松江へ」

日時:2015年10月10日(土)15:00
会場:トラモア・コーストガード・ステーション(トラモア市)

トラモアでは、来園者や地元住民のために、今後インフォメーション・センターを開設することを予定しています。庭園の関係者は、この訪問団の来園に合わせ、ハーンと家族の肖像写真や松江の風景写真、ハーンの著書を展示する予定です。

Don't miss this exhibition at the Coastguard Cultural Centre. It tells the story of Lafcadio Hearn's Tramore connection…

Posted by Lafcadio Hearn Gardens Tramore on 2015年10月5日


日本茶のレクチャー&ワークショップ

日時:2015年10月10日(土)16:00
会場:トラモア・コーストガード・ステーション(トラモア市)
講師:中村紗智子、中村万紀子


米山麻美オルガン・リサイタル

the-holy-cross-church日時:2015年10月11日(日)11:15—12:00
会場:ホーリー・クロス・チャーチ(トラモア市)

松江市で活躍中のオルガニストによる「ハーンに捧げるオルガン・リサイタル」が、ハーンを養育した大叔母サラ・ブレナンが眠るホーリー・クロス・チャーチで行われます。

米山麻美
よねやま・まみ……オルガニスト

yoneyama広島のエリザベト音楽大学にて宗教音楽学とパイプオルガンを専攻。1986年に、国内初の公共ホール専属オルガニストとして松江プラバホールに着任し、コンサートやオルガンの啓蒙活動をゼロから始める。日本をはじめ、スイス、フランス、スペイン、アメリカなどで開催されたオルガン・アカデミーで研鑽を続け、1998年にはボストン・ニューイングランド音楽院のコンティニュイング・エデュケーション・コースにて学ぶ。松江プラバホールオルガン定期演奏会は既に100回を越え、ソロ、アンサンブル演奏 のほかに、アートや空間演出とのコラボレーション、五感を使ったこどものためのワークショップ、0歳から入れるコンサートなど、型にとらわれない多方面からの音楽空間づくりを続けている。


主催:小泉八雲庭園
共催:在アイルランド日本国大使館、山陰日本アイルランド協会
協力・後援:トラモア・デベロップメント・トラスト、ウォーターフォード市、松江市、駐日アイルランド大使館、ラフカディオ・ハーン・ヒストリカル・センター、風流堂、中村茶舗、小泉家

小泉八雲庭園   在アイルランド日本国大使館   山陰日本アイルランド協会
ウォーターフォード市   松江市   駐日アイルランド大使館   ラフカディオ・ハーン・ヒストリカル・センター   風流堂   中村茶舗   小泉家


小泉八雲庭園

The Meeting Place, Lower Branch Road, Tramore County Waterford, Ireland
電話:051 338571
開園時間:木曜—日曜 11:00—17:00

The Lafcadio Hearn Gardens – lafcadiohearngardens